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おやじのつぶやき

アークホークペペでどうだ!!浜松 手巻きタバコ

こんちわー・・・ご隠居

どうした、八っつあん、久しぶりじゃあないか、お上がりよ

どうもどうも

いや、あのね、ご存知の通り、あっしゃあ煙草てえものが好きで好きで・・・

知ってるよ、おまえさんが大の煙草好きてえのは、で、どうしたんだ

いやね、こないだご隠居に教えてもらった、手巻き煙草をね

まだ続けてるんだろ

あたぼうってやつですよ。毎んち吸ってます、日に100本・・・

そんなに吸ってんのかい、まあ、いいやね

旨いと思って吸うなら煙草も本望てえもんだ

それで今日はなんだい?

それですよ、あれもこれもてんで手え出して吸うもんだから

売ってる煙草、全部吸っちまったんでさあ

そうか、それは極まっちまったねえ

でしょ、で、あっしゃあこの後、どうすりゃあいいんでしょう、と

なんだい、そんなことかい、深刻になることでもないじゃないか

そう云いますが、店え行って並んでる煙草、片っ端から150くらい

吸っちまったんで、おやじに新しいのはもうないのかいって訊くと、

今の時期しばらく出る予定はございませんとぬかしやがる、

なにかい、煙草止めろってえのかい

いえいえ、そうは申しておりません

お客様、150の中でこれはという煙草がございましたら、それをしばらく吸い

続けるというのは如何でしょう。

そうこうしてるうちに、新しい煙草も出るというもので・・・

煙草というものは、その時の心を映すと申します。

気分のよろしい時には軽やかに、そうでない時にはそれなりに

その時々を楽しめると申します・・・

そうかい、しばらく出ねえんじゃしょうがねえや。

それじゃあ、「モホーク」をもらってくよ、てんでここにあるんですがね。

なんだ、気に入った煙草があるんなら、それを吸やあいいじゃないか。

そうなんですがね、ご隠居もご存知の通り、あっしゃあ気が短けえってえか

おんなしこと、二度三度繰り返すってえと、もうやんなっちゃうっていう・・・

そこがおまえさんの悪いところだ、ものてえものはじっくり見据えて極まった

ところでこうだ、と見切るもんだ。

分かってる、分かってるんすけどねえ、もう、体の方が、んってんで

云うこときかなくなっちまう・・・・・

しょうがないねえ

じゃあ、こういうことかい? 買ったはいいが吸う気が起こらない

へへへ、そーなんすよ。

で、わしの処へ相談に来た。

正解

ま、分からないでもない。新しく出た品は、どんなものだろうかと気になるが、

吸ってしまった品はもう分かった気になって興味が失せてしまう。

人間というものは厄介なものだ。

厄介なもんだ

あまえが云うんじゃない。

さて、どうしたもんだろう。 うーん・・・・

 

そうだ、こうしたらどうだ。

今から煙草屋へ行って「アークローヤル」と「ペペ」てえのを買う。

おまえさん、吸ったことあるんだろ。

勿の論でさあ。

どんな按配だったい

いやー、どっちも旨かったすよ

そうかい、そりゃよかった。

で、どうすんです?

家へ帰って、おまえさんの持ってるその三つの煙草を少しづつ、

まあ一掴みとしよう、半紙の上に出して、混ぜ合わせる、

両手を使ってよく混ぜるんだ。

で、どうなるんです?

それを新しい煙草と見立てて、吸う。

なーんだ

なーんだじゃない。 おまえは知った味を三つ合わせても同じじゃないか

と思うかも知れないが、ところがそうじゃない。

そんなもんですかねえ

ブレンダーさんという人がいるな。この人は、頭の中に美味しい煙草を描いて

日々工夫をする。ああだこうだと考える。そして出来上がった煙草はもう

完成品だ。不足も無ければ余分もない。

吸う人はそれを好きか嫌いかだけだ。 

好きなら吸い続ければいい。嫌いなら別のを探せばいい。

ここでは、ブレンダーさんの意思がすべてだ。

はなしが大分難しくなってきたよ

まあ、聴きなさい。

おまえさんの持ってる三つの煙草は同じブレンダーさんのじゃないよな。

だと思いますよ。

とすると、ブレンダーさんは少なくとも三人だ。

そういうことになりますねえ

三人は知り合いかい?

それはないと思うんですがねえ。

そうだろう。だとしたら三人はそれぞれ別のことを考えてこさえたはずだ。

でしょうねえ。

じゃあそれぞれを混ぜたら誰がこさえた煙草になるんだい?

あっしになるってえことですかねえ。

その通りだ。おまえがブレンダーさんになるってえことだよ。

自分好みの煙草を作るブレンダーさんにだよ。

へえ、じゃあもう新しい煙草、煙草って待ってなくてもいいってことすね。

そうだよ。150種類もあれば、組み合わせは五万とあるだろうからな。

ただ、云っとくけど、はなからいいもんが出来ると思わないことだ。

血の滲むような精進があってのことだからな。 まあ、こつこつとやりなさい。

脅かさないでくださいよ。煙草のことなんぞで血の滲むだなんて・・・

まあ、あしゃあ、無類の煙草好きなんで、その辺はOKですがね。

ご隠居のはなしで目の前がパーっと明るくなりやした。

ありがとうございました。うちいけえって早速やってみます。

 

二、三日して

 

こんちわー

おお、八つあん、あれからどうしたい。

いえね、ご隠居の云ったとおりやってみましたよ。

で、どうだった。

いやー、旨いのなんの。全然別物が出来上がって。もうスパスパ、スパスパ。

そりゃよかった。で、今その煙草持ってるかい?

ええ、持ってますよ。

悪いがいっぷく味見させてくれないか

よござんすよ。はい、どうぞ。

う~ん、これならいい。混ぜてみるもんじゃな。

あれ? ご隠居は時々混ぜてるんじゃないんですかい。

いやいや、あの時わしも「ペペ」「アークローヤル」それに「モホーク」を

持っておったんだが、混ぜることはしてなかった。

そこにおまえさんだよ。

 

でもこんなに旨くなるとはなあ

じゃあ、わしも混ぜ混ぜしてみるとするか

なんてこったい

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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